「ジャネーの法則」

2022年も残り少なくなりました。歳を重ねるごとに1週間1週間、1か月1か月があっという間に過ぎ去るように感じています。まさに「光陰矢の如し」を実感しているといったところでしょうか。皆さんはどう感じていますか?
先日、それぞれの時の流れの感じ方(ジャネーの法則)について、ある新聞のコラムに書いてありましたので、ご紹介します。

【ジャネーの法則】
◆子どもの頃は1年が長く感じられたのに歳を取るにつれて時間感覚は速く感じられるものです。 これを「ジャネーの法則」というそうです。フランスの哲学者であるポール・ジャネーが考え出した法則で、「人間の体感時間はそれまで生きてきた年齢に反比例する」というもの。 つまり、時間感覚は一定ではなく、脳が処理する情報量によるものだいいます。若い頃は新しい体験が多く新しい情報が多いほど、理解するのにより多くの時間が必要になるというわけです。逆に歳を重ね周りの世界が見慣れたものになってくると、脳が取り込む情報量は少なくなって時間が速く過ぎ去っていくように感じるというものです。
◆体感時間が速いということは、新しい体験が少なかったとも言えます。時の流れを遅くし、豊かな時間を過ごすには、「脳が理解するのに時間を要するような新しい刺激を与えること」が有効だといいます。 例えば、学び続けたり、新しい場所を訪れたり、新しい人にあったり、さらに新しいことを始めたりするとよいということです。

◆ご感想はいかがですか? 「なるほど」と納得できることが多々ありました。私が歳を重ねるごとに時間の流れが速く感じるのは、生活がマンネリ化していることが一因だったのですね。 「一生勉強 一生青春」(相田みつを)をモットーの一つにしている私としては、新年はもっと精進する必要がありそうです。
それでは、皆さまどうぞ良い年をお迎えください。