「NPO江戸連」
「NPO法人江戸しぐさ」を陰で支えてくださっていた桐山勝先生が急逝なさって以来、休会していた「NPO江戸しぐさ」を退会しました。 そして、この7月に「NPO江戸連」に入会しました。
そこで、今回は「NPO江戸連」について、簡単にご紹介します。
◆「NPO江戸連」のモットーは、「江戸の生活文化を今に生かし、未来につなごう」です。
平和な世界を築き上げた江戸時代の文化や生活を、講演会、史跡探訪、芸術鑑賞などを通じて、「学び」「楽しみながら」これからの人生に役立てていこうというものです。 これまで「江戸の知恵を今に活かす」「江戸の知恵を現代の経営に活かす」というテーマで活動してきた私にとって理想的な団体です。
◆「NPO江戸連」は2002年に発足しました。現在は月1回の「江戸連講」(勉強会)をメインとして、会員たちの同好会である「連内連」をつくり、活動しています。「連内連」には、「古文書連」「投扇連」「俳句連」そして「蕎麦連」があるそうです。その他にも史跡探訪や芸術鑑賞なども実施していることは先ほどご紹介した通りです。
◆7月の江戸連講のテーマは「江戸無血開城~本当の功労者は誰か」(講師は東洋大学の岩下哲典先生)で、ZOOMで参加しました。
私はこれまで江戸無血開城の功労者は勝海舟と西郷隆盛の二人だと思い込んでいました。 しかし、最大の功労者は山岡鉄舟だったと聴いて驚きました。山岡鉄舟の名前は知っていましたが、江戸無血開城と関連づけて考えたことはなかったからです。
会員の方々は博識な方が多く、皆さんについていけるか心配ですが、少なくとも知的好奇心を満たしてくれることは確かなようです。
◆入会したばかりですし、まだ当分はオンラインでの参加になりますが、一日も早く新型コロナウイルスが完全に終息して、リアルに江戸の文化と生活を堪能できる日が来ることを楽しみにしています。